ノベルティ をコミュニケーションツールへ変えたマクロミルの法人ギフトをふりかえりました。
Date:2021.03.19
Category: インタビュー
④これからの企業コミュニケーション
ミウラ:最新のギフトは、リモートワークタワーです。聞いただけでは「なんだそりゃ?」というタイトルですが(笑)。
2021年のお年賀。リモートワークタワーとは?
ミウラ:大石さんから「今年はどうしましょうか。他の会社さんは状況いかがですか?」なんて、昨年の早い段階で電話がきたのを覚えています。大石さん自身が、家でリモートワークをする中で家族に気を遣わせなくてはいけない、という体験をしていて。
大石:そうですね、そもそも世の中がどうなっていくのか分からない時期でした。なんとなく会話の中で方向性を出し合って…時代に合ったものに収斂していきましたね。
下瀬:なかなかこういうツールは見たことないですよね(笑)。マクロミルでも、お客様との会議や社内会議も、Webを利用したリモート形式に移行しています。社員にも配ることで、コミュニケーションの活性化に繋がりそうです。
ミウラ:距離は遠く、ココロは近く。というコンセプトにしました。社内外のリアルな距離は離れましたが、心がグッと近づくきっかけとなるツールになってほしいという願いを込めています。
webミーティング中に、相手の話を遮ることなく気持ちを伝えることができます。また、周りの人に対して会議中などのステータスを示すメッセージもご用意。
下瀬:今回はコロナ禍でオフィスに出社する頻度が減っているのでは?と予測し、発送先をオフィスか自宅宛か事前に選んでいただくようにしました。自宅への郵送希望率が予想以上に高かったですね。
下瀬:この変化は興味深くて。これからは、「こんなの届いたよ」と周りの人に見せるシーンが、家の中にも広がり得ると思っているんです。例えば子どもから「お父さん、この会社って面白いね」なんてコミュニケーションが生まれたりもするかも。
大石:たしかに。それ、面白いなあ。家族の方がマクロミルのモニタに興味を持っていただける可能性もありますね。
ミウラ:届いた先の広がりを想像すると面白いですね。よく「キーパーソンや決裁者へのギフトを贈りたいので、おじさんが喜ぶ高級ビジネスグッズを」と話をもらいます。その時点でキーパーソンに使ってもらうアイテム、というお題目なんですが、話はそんなに単純じゃなくて。
ミウラ:例えば、女性向けかな?と思うグッズでも、そのおじさんが会社の女性や、家族にシェアして満足する体験をつくれれば成功といって良いと思います(笑)。今後、働く場所が広がれば、企業からのギフトやノベルティの拡散性にはまだまだ余地があるのかもしれません。
…今日は本当にありがとうございました、最後にこれからの展望などお話をお聞きできればと思います。
下瀬:先ほど、大石からマクロミル社員の人柄の話がありました。マクロミルのブランドパーソナリティーを考えるうえで、部署内では「Thoughtful・Challenger・Charm」というキーワードを出し合い、目指すイメージを共通認識としてつくってきたこともあります。「Thoughtful」が意味するように、これからは思いやりのような、社会に貢献していく姿勢も重要かと思っています。
大石:今回のリモートワークタワーには、その要素が詰め込めたかな、と思っています。社会の状況、DXのあり方、営業コミュニケーションの変化。でもクスッと笑えるチャーミングさもある。ちゃんと考えている会社なんだな、というフレーバーが伝われば嬉しいですね。
下瀬:Webミーティングが増えると、足りなくなったコミュニケーションを補うものが必要ですね。なので企業ギフトのような射程の長いスパンでビジョンを伝えるものも重要ですし、社内報などを通じて、コミュニケーションの小さなきっかけを作る必要もあると、今日の話をしながら改めて感じました。
ミウラ:あぁ、なんとなく今日の話をお聞きしてわかったんですけど、そもそもコミュニケーションの重要性を非常に理解されている社風なんだなという印象です。その理由が、コーポレートコミュニケーション・IR本部が「社内と社外のコミュニケーション」を両方とも見られているからかなあと。
社内報「ミルコミ」、Web社内報「NOW」はインターナルコミュニケーションのコンテストで数々の受賞歴があります。(マクロミルWebサイトより)
ミウラ:コミュニケーションが生む、「営業の利点や社内のグルーブ感」のような価値を経営層から現場まで知っている。だから、企業ギフトも使い方を心得ているのかな、なんて。
下瀬:確かにインターナルコミュニケーションと、対外的なブランディングを同じ部署が一緒にやっている会社は珍しいかもしれないですね。そのメリットを今後より活かしていければと思います。
大石:個人的には会社が大きくなり成熟してきて、マクロミルがお客様から親しみやすさや愛嬌みたいなものを感じていただける側面が徐々に薄まってきているような気もします。先ほどの「Charm」の側面ですね。ブランドの根幹にある要素を、少しでも引き継いでいける社内外のコミュニケーションが続けば、きっとこれからも多くの方から愛される企業になれるのではないかと思います。
ミウラ:今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからのマクロミルさんのコミュニケーションの進化が楽しみです!
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