
この企業 ノベルティ がすごい!2025
Date:2025.12.12
Category: お知らせ
企業ノベルティへの愛があふれてやまないtetote代表のミウラが、今年も「すごい企業ノベルティ」を独断と偏見でご紹介するnoteを大公開!!こちらではその一部を抜粋してお見せいたします。2025年のキーワード は「アパレル化」「究極の推し活」「極端に具現化」の3つです!さらに後半では、自称ノベルティのプロであるミウラが予想する2026年のトレンド速報も。流行の波に乗りおくれるな…!
「じゃない使い方」で即品切れ! 【ファミリーマート】
ファミリーマートで大人気のラインソックスが「パピコ専用セーター」になってノベルティに!ファミマでパピコを2つ買うともらえたこちらのセーター、間違いなく2025年のNo.1バズノベルティです。(tetoteメンバーも配布初日にファミマをハシゴしたけど入手できなかったそうです)

冷たくて持ちづらいパピコの「専用セーター」を作るという発想そのものがまず面白いのですが、ここまでバズった理由を探るべく、パピコセーターをゲットした方々の反応を見てみると…
「ぬいぐるみに履かせた写真を撮ってSNSに載せる」
「自分はラインソックス、ペットにはパピコセーターを履かせてお揃いでお出かけ」
などなど…本来の限定的な用途とは異なる“じゃない使い方”を楽しんでいる人がほとんどでした!
プロはこう見る!
ファミマのラインソックスといえば代表的なロゴカラーデザインが印象的。「コンビニエンスウェア」として認知を獲得し、ネット民が店頭で見た事があるからこそ面白い!前フリが効いた素晴らしい企画です!
作り方のヒント①「アパレル化」で横展開を狙う!
tetoteが以前調査した「ノベルティが捨てられる理由」として最も票を集めたのが「デザインが好きではないから」でした(捨てられるノベルティ実態調査)。つまり「企業のグッズ」って基本ダサいんです。それゆえに「企業グッズを身につけるのはダサい」という共通認識がユーザー側にありました。しかし、令和になってその常識が変わり始めていると感じます。

こちらはモスバーガーとコメダ珈琲店で販売されているオリジナルグッズなのですが、企業ロゴやコーポーレートカラー、お馴染みの「素材」がデザインに落とし込まれ、アパレルグッズとして展開されています。普通にかわいいし、話題にもなるクオリティ。1つ成功例を作れば続々と横展開していくことができるという好例です。「本気のアパレルグッズ」は大衆に受け入れられ日常的に身につけてもらえる時代に。従来の「おもしろグッズ」から企業ブランドをつくる存在へと進化を遂げています。
寿司ネタへの飽くなき探究心を物理的に表現!【銚子丸】
寿司チェーンとして知られる銚子丸から、全面「いくら」の難易度が高すぎる新ノベルティグッズ「銚難解(ちょうなんかい)パズル」が数量限定で登場!「完成させてハッシュタグ付きの写真を投稿するとお食事券が当たる」というSNSと連動した企画も話題になりました。

寿司ネタへの飽くなき探究心と徹底したこだわりが「パズルの難易度」として物理的に表現されたこちらのパズル。完成させるためにはいくら一粒一粒を真剣に見極める必要があり、その過程で自然に「いくら愛」が高まっていくという体験作りがお見事です。ちなみに同シリーズには「海苔」もあるそうなのでネタより海苔派のみなさんはぜひそちらに挑戦してみては!?
プロはこう見る!
「美味しい寿司は一瞬で終わるが、このパズルは一生続く(かもしれない)」というコンセプトが◎ 渡して終わりになりがちなノベルティを物理的な難易度(終わらせたくても終わらない…)で解決する発想の転換がすごい…!
作り方のヒント②「究極の推し活」でガチ勢の心を射抜く
「推し」という言葉が一般的に使われるようになり、誰もが何かを当たり前に推している世の中になりました。こうして僕も「推しノベルティ」を皆さんにシェアしているわけですが、それは企業も例外ではありません。

こちらは「ちくわの中に入ってみたい」という夢を叶えたクッションと「やきそばはペヤングしか勝たん!」という熱狂的なファンを狙った文房具缶です。自社商品やサービスを推してくれる一部のガチ勢の声に応えることは、企業の遊び心や柔軟性をアピールできるノベルティ戦略です。SNSなどでの爆発的な広がりを期待できるとともに、ライト層をポジティブなパワーで「沼」にひきずり込むことができるかも…!
「あるある」から生まれたクスッと笑えるアイテム!【どん兵衛】
どん兵衛公式がXに投稿した「犯人が傘を盗むのがバカバカしくなるグッズ作ってみました」というポストが話題に!この投稿は2025年末現在、150万を超えるプレビューがつき、「絶対欲しい!」「逆にこれだけ盗まれそう」など様々な反応が寄せられました。

「ビニール傘は盗まれがち」というあるあるをユーモア溢れるアイデアで解決(?)したグッズです。さらに今年は傘やポーチにつける「めじるしチャーム」の大流行もあり、そのトレンドの波にうまく乗ったことが「大バズ」に繋がったと言えます。実際に傘立てにあったら相当目立ちそうなので「あれ、自分の傘どれだっけ?」というあるあるは確実に解消できそうです。
プロはこう見る!
デザインをよく見ると「どん兵衛」ではなく「どんとたっちみー!」になっています。「ことば遊び」もノベルティ作りを考えるヒントになります。商品名やサービスをうまく“もじる”ことで強い印象を残すことができます。
作り方のヒント③「極端に具現化」で長期的な広告効果を生む!
極端に小さくしたり、大きくしたり。あるいは本物と見間違えるほどそっくりに作るという極端な具現化は「すでにある程度認知がある」サービスや商品のノベルティ化におすすめの手法です。「みんなが知っている」ことが盛大なフリとなってギャップを生み出し、話題を呼びます。

巨大クッションや本物そっくりすぎるポーチなど。今年もたくさんの具現化アイテムがノベルティとして登場しました!特に人気が高いのは、日常で役立つ実用性をプラスする手法です。「かわいいだけ」「面白いだけ」では一時的な盛り上がりで終わってしまうので、長く使ってもらうことを意識して実用的なアイテムへと具現化することでユーザーと企業の関係も、広告効果も長期間続きます。
2026年の企業ノベルティはどうなる?トレンド予想!
ノベルティのプロであるミウラが予想する来年のノベルティトレンドは…ズバリ「平成リバイバル」です!「平成女児」という言葉が新語・流行語大賞にノミネートされ、たまごっちやボンボンドロップシールなど、平成を彩ったアイテムの数々が今また爆発的な人気となっていますよね。この波はまちがいなく企業ノベルティ界にもやってくると予想しています。

この記事はnoteから転載しています。ミウラのnoteではもっとたくさんのバズったノベルティをご紹介&分析し、ノベルティ作りのヒントを提示しています。自分の会社でバズるノベルティを作るにはどうすればいいの?更に詳しく知りたい!という方は、下記のリンクから全文をお読みいただけると嬉しいです。
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企業ノベルティ研究家ミウラのセミナー(ブランディングに効くノベルティ企画術/SNSでバズるノベルティ分析)や過去の「すごい企業ノベルティ」まとめなど、気になる方はこちらからご覧ください。
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