
おしゃれ ノベルティグランプリ 2025
Date:2025.12.26
Category: コラム
企業ノベルティを愛してやまない「tetoteノベルティ企画部」です。今年も勝手に(しかし本気で)企業の素敵なノベルティを集めた 「N-1グランプリ 2025」 を開催!今年のトレンドを一言でいうと……「素材(マテリアル)回帰」と「体験(カスタマイズ)へのシフト」です!
「 おしゃれ 」で「センスのある」ノベルティって?
選考基準は今年も変わらずこの3つです。
デザイン(とにかく見た目がステキ!)
ユーモア(思い出してもらえる工夫!)
ユニーク(その会社らしさ!)
この3要素を軸にノベルティ企画部員が感動した企業ノベルティを【トレンド賞】【インパクト賞】【ストーリー賞】【カスタマイズ賞】の4部門に分けてご紹介します。
そして今年のN-1は、もう一歩踏み込んで…「なぜこのノベルティは印象に残るのか?」「どうして“欲しい”や“話したい”につながるのか?」その理由を、わたしたち企画部がノベルティを考える上で大切にしている「9つのヒント」 をもとに分析していきます!
それではさっそく見ていきましょう〜!!
トレンド賞:キラキラ部門
とにかく“光ってる”が正解だった2025年!アクリルのツヤやラベルのきらめきなど、素材そのもので楽しませるキラキラ表現に、各社のアイデアがぎゅっと詰まっていました。
LayerX 「心を動かすキラキラ設計」
Designship2025に向けて作成されたノベルティです。LayerX Designさんのミッションでもある『+Wowー心が動く瞬間をどう形にできるか』というコンセプトが、ピンズやアクリルキーホルダー、ステッカーなどのアイテムに、トレンドの「キラキラ」を取り入れることで見事に表現されています!




参照:https://x.com/LayerX_Design
モリサワ「レトロかわいいフォントアクキー」
Designship2025のブースで配布されたアクリルキーホルダーです。レトロで味のあるフォントのチョイスとアクリル素材の組み合わせがかわいすぎる…!コンパクトなサイズながらも組み立て式で、お気に入りの写真も入れられるという「作りの良さ」からもモリサワさんの本気が伝わってきます!




Goodpatch「洗練された美しさのステッカー&ソーダ」
“共感”と“誇り”をテーマに、Designship2025にて「展示に関する投稿をした来場者」にプレゼントされたステッカーと炭酸飲料。アイテムは比較的定番ながらも、まさに「デザインの力」で勝負していることが一目でわかります。統一感がありながらもワンパターンにならない美しい見せ方、お見事です…!




企画部のチェックポイント!

トレンド賞で紹介した3つのノベルティに共通するのは見た目の「キラキラ感」。このトレンドを再現するためのヒントは【 テクスチャ 】にあります。これまでは「既製品にロゴを印刷する」のが主流でしたが、2025年はアクリルの透明感や美しい造形など「素材そのものの魅力」で勝負するフェーズに入りました。デジタルな接点が増える今だからこそ、物理的な「モノとしての強度・美しさ」を視覚や手触りで感じられるアイテムが求められるようになってきているのではないでしょうか?
LayerXさん、モリサワさん、Goodpatchさん、受賞おめでとうございます! 2025年の景色を鮮やかに彩ってくれたのは、間違いなく皆さんの「光り輝くアイデア」でした。視覚に飛び込むトキメキをありがとうございます!
インパクト賞:見立て・ネーミング部門
一瞬で意味が伝わる。思わず言いたくなる。伝えたいことをインパクトのある言葉や、わかりやすいシンボルに変換して心を掴む。ノベルティを“モノ”から”想い”へと引き上げたアイテムをご覧ください!
Nstock「インパクトも100億点!100億ソックス」
目指す時価総額や評価額に応じて「¥10B (100億円)/¥100B (1000億円)/¥1T (1兆円)」の3種のデザインから選べるNstockさんの新作ノベルティです。デザインの良さはもちろん、「100億」という強烈なパワーワードそのものが企業の野心を体現する最強のフックに!




YOUTRUST「熱気が伝わる!提灯キーホルダー」
カンファレンスイベント「GROWTH祭 TOKYO2025」の来場者限定ノベルティ「ミニ提灯キーホルダー」。「日本のキャリアSNS」という概念が、賑やかな「祭り(提灯)」に見立てて表現されています!抽象的なコミュニティの熱量を、誰もがわかる形に翻訳したアイデアが秀逸です。




企画部のチェックポイント!

インパクト賞にノミネートされた2つのノベルティに共通していた「思想を形にする」ためのヒントは【 ネーミング 】と【メタファー】です。複雑な事業内容や企業の熱量をそのまま伝えても、理解されづらかったり煩わしく思われたりしてしまうこともしばしば…。Nstockさんの「パワーワード」や、YOUTRUSTさんの「祭り」に見立てたテーマ設定のように「つまり、こういうこと」と一目で分かるシンボルに変換する翻訳能力は、SNS時代に強いインパクトを残すノベルティの必須条件になってきています!
Nstockさん、YOUTRUSTさん、受賞おめでとうございます! 「100億」や「祭り」といった力強い言葉のチョイスに、企画部一同、脱帽です。まさに“記憶に焼き付く“ノベルティの真髄を見せていただきました!
▶︎自社カンファレンスをサーカスに見立てたおもちゃ缶のような事例がこちら!
ストーリー賞:文脈・メッセージ部門
「なぜこのノベルティを贈るのか?」を徹底的に考え抜いた深い文脈と没入感のある世界観で、相手を包み込む!「思いやり」を具現化すれば“ノベルティは口ほどに物をいう”…かもしれない!?
EVeM「癒やしのバスソルト」
ICCサミットFUKUOKA2025にてプロのマッサージによる「10分の肩の凝りほぐし」と滞在ホテルで使えるバスソルトを提供。「マネージャーは孤独で疲れている」というインサイトに対し、「癒やしの時間」を贈るという深い共感と利他。マッサージ師を呼ぶブース設計、やりすぎです!(褒めてる)




SmartHR「風をつかむ、ウェルカムグッズ」
内定者への期待と歓迎を形に!入社への決意を後押しする内定式ノベルティ。内定式という不安と期待が入り混じるタイミングで贈る「カルチャーへの招待状」としてのギフトです。コンセプトである「風」を感じられるように内定式ではサーキュレーターで「実際に風を吹かせる」という徹底ぶりもすごい!




レアゾンHD【世界観へ引き込むインターングッズ】
2025年のデザイナー向けインターンシップのために制作されたノベルティセットです。空間をまるっとブランドカラーの「青」で染め上げることで、インターン生を自社の世界観へ没入させる、ストーリーテリングとしての空間設計に脱帽です…!




企画部のチェックポイント!

これらのノベルティに共通する要素はなんでしょうか?それは【ストーリー 】です。企業からの贈り物にとって重要なのは、デザインの奇抜さよりも「なぜ今、あなたにこれを渡すのか?」という文脈(Why)の可視化です。疲れを癒やす、仲間として迎え入れる、自社の世界観へ招待する。ノベルティが単なる粗品ではなく、企業から個人への「手紙」や「物語」のようなメディアとして機能することで、受け取ったあとも記憶に残り、次の関係性へとつながっていきます。
EVeMさん、SmartHRさん、レアゾンHDさん、受賞おめでとうございます! 贈る相手への深い洞察と、温度感のあるストーリー。ノベルティが「手紙」になる瞬間を証明してくださった皆さんに、拍手を送ります!
▶︎「声を大切にしたい」という文脈を可視化した事例はこちら!
カスタマイズ賞:体験・対話部門
「カスタマイズ性」も2025年のキーワードのひとつです!記憶に残る体験をつくることはもちろん、イベントブースなどでコミュニケーションが自然に生まれることも重要なポイントかもしれません。
GMOインターネットグループ「Q&Aで完成するキーリング」
4つの質問に答えると、オリジナルのキーリングが完成するというGMOさんのブース企画!避けられがちなアンケートも「その場でパーツを選んで作る体験」に変換することで、滞在時間を生み、企業の欲しい情報をスマートに獲得できるという素晴らしい仕掛けです!




参照:https://x.gd/jscCV / https://x.gd/6JSE1
Nstock「デコれて光る!キーキャップ」
TSKaigi2025の来場者に配布されたオリジナルビンゴカードで、2列揃ったらもらえる「デコシール付きキーキャップ」。ビジネスパーソンなら毎日ふれる「キーボード」をモチーフに、自分で好きにデコれる仕様は童心をくすぐります…!完成したら誰かに見せたくなる作りはSNSとも好相性◎




Visional 「モヤモヤを解決する処方箋ラムネ」
Yoitoi Summitにて「キャリアのモヤモヤを話しませんか?」という問いをテーマに配布されたオリジナルのラムネは、処方箋をデザインに落とし込むことでメタファーにもなっています。ブースを訪れた人が実際にラベルに悩みを書くことで、自然に会話を生む装置として機能します。




参照:https://x.gd/d4V9b / https://x.gd/Rx62s
企画部のチェックポイント!

カスタマイズ性のあるノベルティの本質的な価値は【トーク】が自然に発生する「きっかけ」を内包していることにあります。「どれにしますか?」「これ、どう組み立てるんですか?」選ぶ、組み立てるといった能動的な体験が来場者の足を止め、ブースでの滞在時間を伸ばすと同時に、無理のない会話を生みます。企業ノベルティは一方的に手渡して終わる“配布物”から、1to1コミュニケーションの起点「関係を育てるための装置」へアップデートされています!
GMOさん、Nstockさん、Visional DESIGNさん、受賞おめでとうございます! 「もらう」を「つくる」という体験へ。会話が生まれる仕掛けの数々に、コミュニケーションの新しい形を教えていただきました!
▶︎「なんて書いてあった?」自然に会話が生まれる事例はこちら!
企画部長ミウラの総評
2025年はビジュアルや手触りや体験と大きく進化しました。特に「カスタマイズ」や「キラキラ感」などはデザインカンファレンスの「Designship」で各社デザイナーの方達が生み出した明確なブームとして見受けられました。
ノベルティは「単なるモノ」から、目に見えない企業の「想い」や「熱量」を届けることでコミュニケーションを生む「体験」へと着実に変化しています。今年もたくさんの素敵なノベルティに出会えました。企業のご担当者の皆様、素晴らしいクリエイティブをありがとうございます!
tetoteでは、私たちが大切にしている「9つのヒント」をもとに様々な事例を分析しながら、再現性をもって「コミュニケーションを生むノベルティ」を企画・制作までしております。ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
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