ノベルティ のプロであるイベント制作会社が”選ぶ ノベルティ”のポイントとは
Date:2022.03.10
Category: インタビュー
グラフィック、WEB、映像制作、イベント等の業務を一貫しておこなっている制作会社である株式会社アデックスデザインセンター。日々、クライアントワークで ノベルティ 制作に携わることも少なくない同社が、自社のお年賀に選んだのはtetoteのフレグランスカード。アイテムを選んだ理由、ご挨拶ノベルティが果たす役割や反響について制作ディレクターの古川さんと武藤さんに聞きました。
古川 千尋さん
金融関係に新卒にて就職し、その後アデックスデザインセンターに転職。イベントディレクターとして活動。コロナ禍において多数のオンラインイベントに携わり、特にプラットフォームの選定、制作に従事。
武藤 美穂さん
芸能関係を2年経て、現在、アデックスデザインセンター5年目。ビジネス系イベントの運営業務を中心に各地でのイベント開催やエンタメ系イベントの制作業務やタレントケアを担当。
「受け取った人が喜ぶ」かつ「面白い」 ノベルティ を探した結果
―― この度は、御社のお年賀 ノベルティ にフレグランスカードを選んでいただき、ありがとうございました。御社は、クライアントワークとしてのノベルティ制作に携わることが多いと思いますが、今回、弊社にお年賀の品をご依頼いただいた経緯を教えてもらえますか?
武藤さん(以下、敬称略):アデックスデザインセンターには、親会社やグループ会社、クライアント企業に直接お伺いして年始のご挨拶をする文化があります。その時に、社員がオリジナルの ノベルティ を手渡ししているのですが、その制作に携わっているのが、私と古川さんと社内のデザイナーの3人。毎年、夏になると「そろそろ決めないとね〜」と『お年賀チャット』が立ち上がるんです(笑)
古川さん(以下、敬称略): ノベルティ を探すのは例年、苦労しています。イベント制作会社という職業柄、“よくあるノベルティ”はよく知っていますが、見飽きていて、結局どれも同じなんですよね。「何か面白いものを作りたい」という3人の想いのもと、ひたすら ノベルティ 探すことから始まるんです。チャット内でワイワイ言いながら、アイデアを出し合っています。
―― こんなこと言うのは変ですが、SEOが弱く検索で上位表示されない、ブラノベ!によく辿り着かれましたね。
古川:Googleで「 ノベルティ おしゃれ」と検索しても、よくあるノベルティ制作会社がダーっと出てくるだけで、そこにはよくある「THEノ ベルティ 」しか出て来ません。表示されるサイトを上からひとつひとつ確認してアイテムを探すのは時間的にも労力的に厳しかったので、Googleで画像検索したんです。そこでブラノベ!の ノベルティ を見つけました。
武藤:「フレグランスカード」はこれまで見たことのない ノベルティ でした。予算感や自分達がやりたいことを実現できるか、全くわからない状態でしたが、まずは問合せをしてみよう!となりました。
―― その後、すぐに打合せのお時間をいただきましたね。
古川:はい。tetoteのミウラさんが「他のノベルティ会社がやらないことをやる」「受け取った人が喜ぶものを作りたい」と話されていて、私たちの感覚とまさに同じだったんです。それが一番大きかったです。
まとめ
✓年始の挨拶回りは恒例行事。オリジナルでお年賀ノベルティを制作している
✓見飽きている“ノベルティ”ではなく、面白いノベルティをとにかく検索した
✓Googleの画像検索でブラノベ!のフレグランスカードにたどり着いた
「ロゴ」が入った ノベルティ ほど、いらないものはない。
―― お年賀の ノベルティ 制作で「大切にされていること」や「こだわっていること」はなんでしょうか。
古川:私たち3人が共通していることが、「自社ロゴが入ったノベルティほど、いらないものはない」ということ。もちろんロゴがカッコいい企業や、ロゴでブランディングに成功されている企業もあります。でも弊社の場合、お年賀で「ロゴ」を強調する必要はありません。グループ会社や取引先企業に、昨年の感謝と今年のご挨拶を伝えることが目的ですから。
―― そう!私も同感です。tetoteが以前に行った ノベルティ に関する実態調査でも、「ノベルティをもらって迷惑な理由」に「ロゴや企業名が大きすぎる」が上位にランクインしていました。
もらったら迷惑?企業 ノベルティ の実態アンケート調査
――ユーザー的には企業のロゴというエゴが入ってない方が使いやすいのは本音ですよね。とはいえですよ?ロゴが全くないというのは、社内を通すのが難しいのでは・・・?
古川:そうなんです。だから常にギリギリのラインを探っています(笑)。
武藤:2年前の ノベルティ では傘袋を作ったんですが、その傘袋を斜めから見ないとロゴが見えないようにしたんです。翌年のマスクケースも、できるだけ社名が目立たないようデザインしました(笑)。
―― それは面白い!よく上司の方が許してくれましたね。
武藤:最初は大変でしたが、今では上司も理解してくれています。今年のフレグランスカードは、フレグランスカードの裏に「ADC 2022 」でデザインしました。
古川:会社としてはノベルティに社名やロゴが必要なのはわかります。でも、受け取る側は必要ないと思っている。ここのバランスをどう取るかが、お年賀(ご挨拶) ノベルティ においては重要だと思います。
武藤:取引先やグループ会社が ノベルティ を作るときに「そういえば、アデックスデザインセンターが面白いもの作っていたな」と思い出してもらえたらと思っています。記憶のフックになるようなお年賀を、今後も作っていきたいですね。
古川:周りの方々から実際に「今年のお年賀は何?」と言っていただくことも増えました。同時に、プレッシャーも年々増えています(笑)
まとめ
✓ノベルティ制作のこだわりは、いかにロゴや社名を目立たせないか
✓会社側が納得し、受け取り側が喜ぶバランスを絶妙に取ることが必要不可欠
✓受け取った人の記憶のフックになるようなアイテムとデザインの選定が理想
ノベルティは「モノ」だけでなく「ストーリー」も大切
―― 最終的に、フレグランスカードをお年賀 ノベルティ に決められた理由はなんですか?
古川:いろんな ノベルティ を検討した中で、フレグランスカードは今まで見たことがない新しいアイテムだったことは大きいですね。また、2022年は出会いの機会が増えてほしい。その時に香りや華やかさを添えられたらというメッセージを込めたんです。
―― 素敵な物語ですね。御社でデザインしたメッセージカードも同封しましたね。
古川:お年賀や ノベルティ は、予算や時間といった制約上、どうしても「モノ」から探すケースも多いです。ですが、そこに「ストーリー」を込めることはできる。大切なのは、それをどう伝えるかだと思います。
―− 受け取った方々の反響はいかがでしたか?
武藤:性別年齢問わず、とても喜んでもらいました。香りがあることを伝えると、その場で開けてくれる人も多く、話題が広がりました。
古川:渡す側も「今年はこれです!」って自信を持ってお渡しできています。
武藤:実は、3年前まではこのお年賀は今とは全く違うものでした。夏後半から秋にかけては現場が多く、繁忙期。お年賀制作は手の空いている新人や若手が担当していました。いくつかの ノベルティ 制作会社に予算や数量を伝えて、アイテム案をたくさん出してもらい、その中からアイテムを選び、ロゴや社名を入れるという作業だったんです。今より発注する量も少なかったですし、予算も潤沢にない中で、ペンやタオルといった「もらっても迷惑ではない無難なもの」に落ち着いていました。
―― 大きな変化ですね。何がきっかけで変わったんですか?
古川:私と武藤さんで「クライアントワークではなく、自社のお年賀で、自分達の好きなように作れるのだから、なにか面白いもの作りたい」と意気投合し、仲良しのデザイナーを巻き込んだことがきっかけです。
――古川さんや武藤さんは、常に「受け取る側」のことを考えていましたね。そして、とても楽しそうに仕事をされていて、ご一緒できて私たちも楽しかったです。
武藤:ありがとうございます。ノベルティ を通じて、良いコミュニケーションが生まれています。今後も、弊社を思い出してもらうきっかけになるお年賀を作っていきたいと思います。
―― 古川さん、武藤さん、ありがとうございました。
まとめ
✓ノベルティは「モノ」+「ストーリー」で考える
✓ご挨拶ノベルティはコミュニケーションの円滑油
✓作り手側が楽しみながら「受け取る人」のことを真摯に考えることがノベルティ制作のカギ
マーケティングやブランディングに効く”企業ノベルティ”をつくりたいと思ったら・・・
この記事で登場したノベルティは、株式会社tetoteが運用するブラノベ!で御社向けオリジナルで制作することができます。
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